AIでよみがえる美空ひばり( NHKスペシャル・NHK総合 / 2019年9月29日 )
■AIでよみがえる美空ひばり
今日のNHKスペシャルは衝撃的でした。
没後30年ということで、ちょくちょく関連番組が放送されていましたが、
こう来ましたか。
30年前に亡くなった国民的歌手を、「AI×ディープラーニング×VOCALOID:AI」で。
なんか未来が来た気がします。
さっき気付きましたが、ここでもニュースになっていたんですね。
美空ひばりがAIでよみがえる、NHKで9月29日放送。ヤマハが「VOCALOID:AI」で協力 - AV Watch
■AIで新作を
たまたま先日twitterでバズっていた
女子高生が時給1千万円のバイトをする話 1/9 pic.twitter.com/EjBzjkj4dP
— うめ 『アイとアイザワ』2巻9/20発売 (@ume_nanminchamp) September 19, 2019
を読んだ自分にはなかなかタイムリーな話題です。
(以下ちょっとネタバレします)
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亡くなった作家さんの新作をAIで書いて、しれっとリリースする。
実は作家は6年も前に亡くなっているが、それは隠されていて、新作はベストセラーになっている。
(文体は違いますが)
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(ネタバレ終わり)
近未来はそういうこと、増えそうだよなぁ。
と思ってたらNスペです。
美空ひばりさんの新曲を
元々、自分の母親が美空ひばりのファンで。
結構耳にする機会が多く、それなりには耳に残っているつもりですが。(個人的には、終りなき旅が好きです。)
さらっと聴いた限りでは、美空ひばりの唄に聞こえました。
ちょっとCGはアレかと思いますが、なんか年末の紅白あたりにも出てきそうな気もします。息子さんや天童よしみさんや、森英恵さん、当時のヘアメイクさん・・・としっかり色々巻き込んでいった感があって。川の流れのようにの秋元康さんの作詞。使ったパーツが凄いですね。膨大な予算があるNHK以外の企画では難しそうですが。ファンの方も満足されていた(←これ重要)なので企画としては十分な結果だったのではないでしょうか。
まぁこれを突き詰めていくと、亡くなった方をどんどん甦らそうとしてしまうレコード会社さんも出てきそうで。悩むところですよね。
自分も、Mr.Children(ミスターチルドレン・以下ミスチル)のファンですが、もしも・・・もしもですよ?今後ミスチル桜井さんが急逝したりしたら、こういう企画にハマってしまうかもしれません。
パッと思いついた感では、国内では坂井泉水さんあたりもなんか引っ張り出すような気もしました。聞きながら。後は、フレディ・マーキュリーとか。
なんですけどね、
うーん。
やっぱり違うような。特に作詞も作曲もするミュージジャンには向かないかなぁ。比較的ヴォーカリストに集中している人に向いている感がします。ミスチル感?を、BankBandやウカスカジーからあまり感じないのと似たようなものでしょうか。
ただ会場に集まってた息子さんや、ファンの方々が涙されてるのを見て、満足されているので、そこは良かったと思います。
あとは問題は一つ。
あまり売れない。
特に、演歌や歌謡曲のファンは買わない。
歌謡曲/演歌(ちょっと括ります)のファンの方々、CDを買わないんですよね。コンサートにはしっかり行かれているんだとは思います。たぶんそこにお金を落としている。だけど、CDを買わないんです。さらに、歌謡曲や演歌の歌手の方々は、新曲を出さない。特に、「紅白を落選させられた!」って騒いでいるベテラン歌手。
確かにここ最近は、CDが全然売れない。今は興行で儲ける時代になりました。あと配信。だけど、売れていた1990~2000年代でもそんなにCD売れていなかった。CDが普通に沢山売れていたころ、カウントダウンTVのランキングに、上位に顔を出すことはそんなになかった。(でしょ?)
紅白も、歌謡曲や演歌のファンの方がもうちょっとCDを買えば、全年代満足を出来る出演者ラインナップになりますよ。きっと。あと、新曲を出さないと。継続して。もちろん、その歌手の定番曲は聞きたかったりするんですけど。
まぁしかし凄い時代になりました。
あまり今日のNスペ見れなかったので、(気づいたときは大分終わってた汗)
再放送楽しみにしたいと思います。
(やっぱり再放送があるのっていいですね)