new LM
■遂に、発表。レクサスLM300h。
中国・上海モーターショーにて、
レクサス初のミニバン、LMシリーズを発表しました。
正直レクサスは、今、存在感はない状態かとは思うんです。
ヒット作が出ていないという意味で。
だけどそこで、手を打ってきました。
■最近のレクサス車とトヨタ車
レクサスSUVシリーズは、
ボクの住む岡山でも街中で多く見かける機会も多くなったのですが、
満を持して出した“LS”が走っていない。売れていない。
デザインも、ドイツのアウディが
2005年に発表(世界的カーデザイナー、和田智が語るカーデザインの潮流 | 自動車 | LEON レオン オフィシャルWebサイト) して、
世界中のメーカーがコピーしていった、
“A6”のシングルフレームグリルの亜流のデザインの、
スピンドルグリルを採用していたり、
どちらかというと、トレンドを作らず、最近コピーが多い印象なんですね。
もともとトヨタは、コピーしがちなんですが・・・。
https://images.app.goo.gl/QSEaKuGudBYF68RG9
https://images.app.goo.gl/KzD1GoWLZrxgACZN7
https://images.app.goo.gl/QKwfsN63eGYWmzQJ8
https://images.app.goo.gl/YgdorZPRYikcdqQ89
確信犯的に、定期的にコピーやデザインを参考にすることがが行われます。
気付かないだろうという感じでしょうか。
ちょいちょいと・・・。ちょいちょいと・・・ね。
2年ほど前ですが、ある自分の関係のお客様がクラ〇ンに乗っていて、
『最近気づいたんだが、アウディが似たようなグリルのデザインだんだよ。
マネしてきたねぇ。困ったもんだ。』
と語っていたのですが、
こういう人を見ると、なかなかこの件は根が深いと思います。
価格帯が違うとか、全然ちがうとか色々言い訳はあるでしょうが、
コピーをしたことを悪びれないし、買う方も買う方。
買わずにNOを突き付けるひとがいません。
コピーを堂々と売ってくるデザイナーがいるっていうことが悲しい。
コピーを堂々と売りに出す、トヨタの偉い人が悲しい。
初代ヴィッツ/ヤリスは、これからトヨタは変わっていくイメージがあって、
自分も買おうと思ったし、
デザイン的なイノベーションが凄かったんですけどね・・・。
ボクの考える原因は、以下。
①パーツごと・部分ごとにデザイナーが?
②他社のヒット作をトヨタでも販売したいと考える
③外国車からのデザイン引用は頻繁だった。
④広告出稿量など影響が強く、ツッコミを入れれない。
⑤世の中の情報量が増えて、世の中が気付いた。
ってとこでしょう。
トヨタ/レクサスへのツッコミのエントリーではないので、
続きは今度・・・
■ミニバンがアジア圏で流行ってきた。
もちろん日本国内では、みての通り。
外出をすれば、3列シートミニバンを見ない日はありません。
日本国中どこでもそうでしょう。
その楽さにエグゼクティブの方も気づき、
議員の方が乗られる車が、アルファードっていうことも増えましたし、
芸能人の方なんかは、以前から、送迎車はミニバンということはほとんどでした。
もちろんマスコミの方なんかは、
ロケ車・機材車が
ハイエースや、日産NV350キャラバンなどのバンが多かったのですが、
乗り心地がいまいちですからね。
小回り重視で、ホイールベースも短いし。原因はさまざまでしょうが。
何より高級感もなかった。
だからエグゼクティブの皆さんのアルファード・ヴェルファイアの
採用率が増えたのでしょうね。
ワケあって今、一時的に
某大きなミニバンに乗っているのですが、
視点も高く広く運転しやすいですし、
なにより室内が広い。
荷物もたくさん載る。人も自分のスペースが広い。
ただ、やっぱり狭い道や駐車場は気を遣いますが。
■アジア圏でのミニバン
日本メーカーの高級ミニバンは、基本的に輸出を行っていなかった関係もあり、
日本でも正規販売されている、
メルセデスベンツのVクラス( メルセデス・ベンツ Vクラス | ヤナセ )
と
Tシリーズ( Der Transporter 6.1 | Volkswagen Nutzfahrzeuge )
ご先祖様は、いわゆるワーゲンバス( Volkswagen Transporter - Wikipedia )
としておなじみです。
日本人の思い浮かべるミニバンというより、
商用バンの乗用仕様というイメージですよね。
実際、VWの現行のT6シリーズは
https://www.volkswagen-commercial-vehicles.com
という小型商用車ブランドで販売されています。
ヨーロッパでも上記の2シリーズは、
タクシーやレンタカーなどでもよく使われているので、
定期的にTV旅番組などでもよく映り込んだり、
スポンサーの関係で、よくモザイク処理wwされています。
ヨーロッパ旅行でもすれば、相当目にするはずなので、
一般的であり、耐久性も高いのでしょう。
外観は味のある状態の、旧モデルも良く走っています。
目にする機会が増えたのです。特にアジア圏で。
東南アジアでアルファードやヴェルファイアが人気のワケ | トヨタ自動車のクルマ情報サイト‐GAZOO
こちらでも紹介されていますが、
何年も前から、
日本のオートオークションでも、外国輸出用にアルファードやヴェルファイアが
高値で取引されていました。
新車で正規販売されても、
国によっては、関税の関係で日本での価格の2~3倍
という驚くべき金額でも売れているというのは、
さすがにトヨタもレクサスLMの企画に入らざるもえませんね。
トヨタ・レクサスにとって、初代セルシオ(初代レクサスLS)以来の、
イノベーションともいえる、レクサスLM。
世界中の自動車メーカーが、コピーを始めることになれば、
久しぶりにトヨタ発信のブームとなるか???
注目していきたいと思います。